【薬剤師が教える!】つらい花粉症。効果抜群!おススメの内服薬・点眼薬・点鼻薬を徹底解説!

鼻水が止まらないし、目も痒くて仕事に集中できないよ~
薬もたくさんあって何を選べばいいんだ?

アレルギーを抑える薬って眠気が出やすいものもあるからね~
やくちゃのおススメを詳しく解説していくよ!
花粉症の薬の種類と効果|内服薬、点眼薬、点鼻薬

花粉症の薬には、内服薬、点眼薬、点鼻薬の3つがあります。
これらの薬は、それぞれ異なる方式で症状を抑え、効果を発揮します。
内服薬の成分は主にヒスタミン拮抗薬。アレルギー反応を抑える役割があり、フェキソフェナジン(アレグラ)やエピナスチン(アレジオン)など、特に鼻水やくしゃみの症状を改善するのに有効です。一方で、服用後に眠気を感じることもあるため、注意が必要です。
点眼薬は、目の炎症やかゆみを直接抑えるために使用します。花粉による目の不快感を軽減できます。処方薬ではまぶたに使用する眼軟膏などもあり、目の周りのかゆみにはよく使用されています。
点鼻薬は、鼻の粘膜に直接作用し、鼻詰まりや鼻水をすばやく緩和します。ステロイド点鼻薬・抗ヒスタミン点鼻薬・血管収縮性点鼻薬 いくつか種類がありますが、点鼻薬で大切なのは長期間の使用には副作用があるため、医師や薬剤師、登録販売者との相談が重要です。
花粉症の薬を選ぶ際には、自分の症状に合ったタイプを理解し、正しく使うことが大切です。市販薬も多くリリースされているため、必要に応じて医療機関で受診し、適切な治療法を見つけましょう。
内服薬の効果とおすすめ商品|花粉症治療の基本
花粉症に対する内服薬の効果は、症状を和らげるために非常に重要です。
ヒスタミンを抑えることで鼻水やくしゃみを軽減する薬が一般的ですが、眠気を伴うものが多く運転をする方は薬の選択は慎重に行いましょう。漢方薬にも花粉症状を和らげるものがありますので、参考にしていただければ幸いです♪
フェキソフェナジン(アレグラ)
- 運転をする方
- 1日2回の服用ができる方
- 比較的症状が軽い方、予防的に使用したい方
|
|
フェキソフェナジンは非常に眠気が少ないとされており、多くの人に愛用されています。医師からの処方箋でもよく使用されている薬です。
有名な商品は、久光製薬の「アレグラ」。有名品であるアレグラにこだわりが無ければ、他の製薬会社さんから発売されているフェキソフェナジン製剤を選択することでより安価に入手することが可能です♪
|
エピナスチン(アレジオン)
- 眠気が多少でても良い方
- 運転をしない方(乗り物類や機械類の操作は禁止)
- 1日1回の服用を希望する方
|
|
エピナスチンは1日1回の服用で作用時間が長くこちらも多くの方に愛用されています。フェキソフェナジンと比べて眠気は出やすいものの、比較的眠気の少ない分類です。ただし、こちらの薬を服用した場合には乗り物類や機械類の操作はしないでください。
有名な商品は、エスエス製薬の「アレジオン」。有名品であるアレジオンにこだわりが無ければ、他の製薬会社さんから発売されているエピナスチン製剤を選択することでより安価に入手することが可能です♪
|
|
小青竜湯 ~漢方薬~
- 眠気を絶対に出したくない方
- 普段から服用している薬との併用が不安な方(薬剤師または登録販売者に相談)
- 他の花粉症の薬に追加して服用したい方
|
|
こちらはサラサラとした水っぽい鼻水で困っている方におススメの漢方です。漢方はよく効くこともあれば、効果を感じない方も一定数います。ただし、症状がひどい方に関してフェキソフェナジン又はエピナスチンとの併用が可能であるため1種類の薬で効果不十分の方に追加の選択肢にもなるのが良い点です♪
また、普段から病院で薬をもらっている方の中にはアレルギーを抑える薬をすでに服用している方も一定数いるので、お薬手帳を持参し、登録販売者や薬剤師と相談のうえで選択すると良いでしょう。
注意点としてこちらの漢方には、麻黄・甘草という生薬が含まれています。麻黄は交感神経を刺激し不眠、動悸、血圧上昇などのリスクが伴います。甘草はむくみ、高血圧、低K血症などのリスクがあるため、心臓の疾患や腎臓の疾患をお持ちの方は、必ず専門家への相談をしたうえで購入を行いましょう。
点眼薬の選び方とおすすめ商品|目の症状を和らげる
点眼薬を選ぶときは、目の症状や具体的な原因に応じて適切な商品を選ぶことが大切です。緑内障や前立腺肥大の疾患がある方は、症状を悪化させてしまう可能性があるため、必ず専門家に相談の上購入を検討してください。
花粉症には、ヒスタミンを抑える成分が含まれた点眼薬が効果的ですが、市販の目薬は複数の成分が配合されているのが特徴です。例えば、メントールなどのスーッとする成分は爽快感がありますが、実質的な改善には向いていません。 つらい症状をピンポイントで抑えられる成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう♪
ロートアルガードクリニカルショット クリアブロックZ
- 迷ったらコレ!
- 今ある症状にも、予防的にも効果あり!
- 最大濃度配合!
|
|
点眼で迷ったらこちらがおススメです!なんといっても必要な成分が厳選されて配合されていることが特徴です。既に承認一されている一般用眼科用薬中でも最大濃度の配合です♪ドラッグストアで他の目薬と比べて値段が高く感じるかもしれませんが、しっかりとした効果を求めるなら成分濃度を確認してみてください♪
クリニカルショットとクリアブロックでは含まれている抗アレルギー薬で違いがあり、クリニカルショットに含まれているトラニラストの方がクリアブロックのクロモグリク酸よりも強力な作用があるとされています。
ロートアルガードコンタクト
- コンタクトを使用しながら使いたい方
- 仕事柄コンタクトが手放せない方
|
コンタクト装着時に使用できる目薬は非常に限られています。目に痒みを含めた異常がある場合にはコンタクトがより症状を悪化させてしまうため、着用を避けることが無難でしょう。仕事柄どうしてもコンタクトをしたまま市販の目薬を使いたい場合には、ロートアルガードコンタクトを選択可能です。
病院での処方
市販の薬では、強い炎症を抑えるステロイドの点眼薬の販売はありません。炎症がひどかったり、充血、痛みがあるようであれば必ず眼科を受診しましょう。
また、コンタクトに使用できる点眼液が処方薬には存在します。先発品ではアレジオン点眼液0.05%、アレジオンLX点眼液。処方箋の記載ではエピナスチン塩酸塩点眼液になるかもしれません。ただし、ジェネリックを選択する場合には注意が必要です。販売メーカーによってコンタクトが使用の可否が異なりますので、薬局でもコンタクトの使用の旨を必ず伝えてください。
点鼻薬の選び方とおすすめ商品|長期使用に注意
点鼻薬は花粉症や鼻炎の症状を改善するための有効な手段ですが、①ステロイド点鼻薬 ②抗ヒスタミン点鼻薬 ③血管収縮性点鼻薬 いくつか種類がありますが、長く使用することでかえって鼻詰まりを悪化させてしまう可能性もあります。
フルナーゼ(ステロイド点鼻薬)
- 花粉の時期は点鼻薬を使用したい方
- 鼻水・くしゃみ・鼻づまりの全般症状が気になる方
|
市販で購入できるステロイド点鼻薬については数があまり多くありません。ネットやドラッグストアで購入できるフルナーゼ点鼻薬は1日2回タイプになります。即効性は低いものの、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりに対して有効で、長期使用にも比較的に安心して使用できるのがステロイド点鼻薬の特徴です。
また2025年9月25日には、OTC初の1日1回タイプで医療用と同量・同成分のナゾネックスが発売されています。処方薬のモメタゾン点鼻薬と同じ成分です。こちらは要指導医薬品のため薬剤師からの販売が義務付けられており、本人であること、購入は1箱に限られます。
ナゾネックス点鼻薬<季節性アレルギー専用> | 製品検索 | 薬と健康を見つめる製薬会社 佐藤製薬株式会社
ナザールスプレー(抗ヒスタミン&血管収縮)
- とにかく鼻詰まりを解消したい方
- 寝苦しいほど鼻詰まりがひどい方
|
こちらは抗ヒスタミン成分のクロルフェニラミンに血管収縮作用のあるナファゾリンが含まれていますが、結論としてはあまりおススメしません。なぜかというと血管収縮作用をもつナファゾリンは使用してすぐに鼻詰まりを解消するのですが、無理やり鼻粘膜の血管を収縮するような薬で、何度も血管を収縮させると、薬の効果への反応が鈍くなりかえって鼻詰まりを悪化させてしまうからです。
本当にひどい時のみの使用や、長くても1~2週間の使用なら心配することはありませんが、すごくよく効いた感じがして辞められなくなってしまうのが薬剤師としては怖いところです・・・
上記に紹介した製品は売れ筋の商品で、同じような成分で様々な企業さんが点鼻薬を発売しています。ドラッグストアに出向いた際には、登録販売者や薬剤師と相談し、最終的に自分に合った点鼻薬を選び、使用方法を守ることで、花粉症の症状をうまくコントロールできるはずです。効果的な使用法と注意点を押さえ、快適な日常生活を送りましょう!
ドラッグストア勤務の薬剤師が選ぶ最強セット
私なりに、安心してしっかり効果が期待できるセットを厳選しました。基本的には優先順位は上から!内服をしたうえで、目の症状がひどいなら点眼薬を…鼻の症状がひどければ点鼻薬を追加する形がおススメです♪ 運転OKで長く使用できるもので選んでみました☆
※併用薬や疾患をお持ちの方は必ず専門家に相談の上購入をご検討ください。
|
|
|
|
併用療法を行うことで、症状の改善を期待することができますが、自分の体質や状況に合った治療法を選ぶことが一番重要です。もし花粉症が悪化する場合や、効果が感じられない場合は、病院で診療を受けることをお勧めします。自分に合った適切な治療法を見つけることで、より快適な生活を送れるでしょう♪
花粉症の薬を使うタイミングと正しい服用法

まず、花粉症の症状が始まる前に予防的に内服薬を使うことが大切です。特に、鼻水やくしゃみの症状が現れる場合、早めに使い始めることで、症状の悪化を防ぐことができます。
アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬や、炎症を軽減するステロイド剤など、タイプによって効果が異なります。メリットを理解して、自分に合った薬を選ぶことが大切です。市販薬や処方薬にも違いがあるため、特に強い症状があるときは無理をせず医師や薬剤師に相談しましょう!
また、服用の際は、用法用量を守り注意事項の確認も重要です。例えば、眠気を引き起こす成分が含まれている薬を服用した場合には、運転や危険な作業は避けましょう。効果的な花粉症対策を取り入れるために、使用するタイミングと服用法をしっかり理解して、快適な生活を送れることを願っています♪
その他の花粉症対策|薬以外のアプローチ


花粉症対策には、薬以外にも多くのアプローチがあります!
生活習慣の見直し
例えば、外出時にはマスクや防護メガネを着用したり、帰宅時には衣服をしっかりと払って花粉を落とすことも有効です。また空気清浄機の導入も効果的な方法の一つですね♪
食事からのアプローチ
特に、アレルギーを抑える成分が含まれる食品を積極的に取り入れることがポイントです。例えば、オメガ3脂肪酸を含む魚や、抗酸化作用のある野菜は、炎症を緩和する助けになります。また、ヨーグルトや納豆などを接種することで腸内環境を整えることも重要です♪
花粉症に効く食べ物・飲み物一覧|症状を悪化させるNG食品も解説 | 代々木クリニック
アロマテラピー
特定の精油はヒスタミンの働きを抑える効果があると言われており、リラックス効果も期待できます。100円ショップなどでも気軽に手に入るアロマもありますので是非取り入れてみると良いのではないでしょうか?
花粉症の季節に役立つアロマとは?おすすめの種類や使い方を解説 | sense of AROMA(公益社団法人 日本アロマ環境協会)
もちろん、症状が悪化する場合は、医師に相談してくださいね(^^)/
このように、薬だけではなく様々な方法を取り入れることで、花粉症の症状を軽減できる可能性があります。自分に合った対策を見つけて、快適な季節を楽しみましょう!
