皆さんはダイエット検定をご存じでしょうか?また、ダイエットという言葉が、本来の意味とは違う意味で精通しており問題視されています。
実際に、過去の私も「ダイエットしなきゃ~」が口癖。そこで、ダイエットの知識を正しく学べる “ダイエット検定” をご紹介します♪
2023年春からドラッグストア薬剤師として勤務している筆者も、過去に2級と1級を同時に取得しています。そんな私が、ダイエット検定の合格率や難易度、忙しくても取れる勉強法をお伝えしていきます。
ダイエット検定とは?
資格概要・認定団体について
受験対象者 | 2級:誰でも 1級:2級合格者又は2級併願者 |
認定団体 | 日本ダイエット健康協会 |
資格区分 | 民間資格 |
申し込み先 | 日本ダイエット健康協会 |
費用 | 2級/6,600円 1級/7,700円 |
試験日程 | 年3回(3月・7月・11月) |
申し込み期限 | おおよそ試験日1週間前(延長された期間)※HPをご覧ください |
受験場所 | 東京・大阪の貸会議室 または オンライン受験 |
受験形態 | 解答選択型+記述 |
合格基準 | 80%以上 |
ダイエット検定は基本誰でも受験することが可能です。ただし、1級に挑戦するには2級の合格または2級との併願が必須です。
また、試験日程は年3回。申し込み期限はおおよそ試験日1週間前まで毎回延長されますが、受験することが決まったら余裕を持って応募しましょう。
受験形態は、下記のような問題があります。オンラインでも同様ですのでしっかり対策をとりましょう。
- ①~④の中から正しい物を一つ選ぶ
- 語群の中から正しい物を選ぶ
- 〇×を選ぶ解答選択型
- 計算や設問記述
合格率・難易度は?
合格率は70~80%と公表されており、非常に高い水準です。
1級・2級も共に公式テキストが網羅出来ていれば十分に合格することが可能な難易度です。
購入方法は、ダイエット検定HPまたはAmazonで取り扱いがあります。
ダイエット検定HPからの購入では、過去問pdfの無料ダウンロード特典がついています。しかし、過去問を解かなくても合格は可能です。定価は2200円、Amazonや中古を検討しても全く問題ありません。
ダイエット検定テキストを手に入れて、すべての問題を解けるようになったら合格間違いなし!
日頃から健康に気を使っている方や、医療に携わっている方には簡単な内容だと思います。
ダイエットの本来の意味って?
皆さんがよく耳にする “ダイエット” という単語。本来の意味はご存じですか?
本来、英語の「diet」は日常的な食事・食べ物を意味します。
日本では食事の量や種類を制限する食事療法のほかに、エクササイズや運動をして減量し、痩せた体型を目的とする「痩身」と同義に使われています。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
ダイエット(英語: diet)とは、「食べ物を食べる」「ヒトや動物が普段から習慣的に食べている食べ物」「『身体を細くしたい』『体重を減らしたい』という目的や、医学上の理由に基づき、食事の内容を制限する」「食事療法」を意味する言葉である。「生き方」「生活習慣」「食事療法」を意味するギリシア語「δίαιτα」が起源
Wikipedia
本来、ダイエットは「食事」「食べ物」「医学上の理由に基づく食事制限」「食事療法」を意味する言葉です。
現在私たちが耳にするダイエットという言葉は、単に痩せるまたは減量という意味で使われているのではないでしょうか?
食事を制限して痩せた先に健康があるのならば、本来の意味に限りなく近いです。しかし、標準体重以下の若い女性が細くなるために行う食事制限は、ダイエットの本来の意味から離れています。
そこで、問題視されているのがSNSやネットを通じた危険な減量方法の拡散です。
厚生労働省が発表している、やせの者(BMI<18.5 kg/m2)の割合は20代女性は約20%。
例えば身長が155cmならば BMI18.5 は 45kg。もし、この身長の若者女性が45kg以下になりやせの者になると、骨量減少、低出生体重児出産のリスク等との関連があることが「健康日本21(第二次)」では示されています。
容姿がよくなっても、健康からは遠ざかる。こんな現状を打開するためにダイエットの本来の意味や正しい知識を学べるのがダイエット検定です。
ダイエット検定を活かす場面
医療や介護の現場
医療や介護の現場では、医学上の理由で食事制限を行う方がいるでしょう。この資格を持っていたら、自身を持って正しい知識をアドバイスできるかもしれません。
スポーツ施設
ジムなどのトレーニング施設で食事アドバイスをする際、筋肉を作るためのたんぱく質を勧めるだけでは健康から遠ざかってしまいます。正しい知識を持っていればより的確なアドバイスができるかもしれません。
自身や家族の健康に
過度な減量や食事制限を防ぎ、健康な体作りに有用な資格です。2級だけでも体脂肪やカロリーコントロール等の内容が含まれており充実しています。自身や家族へのアドバイスから始めてみませんか?
忙しくても取れる勉強法
ダイエット検定は1週間あれば、十分に合格が狙えます。
各テキスト勉強するページ数は100ページ未満。1日15ページ勉強することができれば1週間で1周することが可能です。また、テキストのサイズは、はがき2枚分と非常にコンパクトなので持ち歩きも邪魔になりません。
それでは、パターン別で勉強法を紹介していきます。
※あくまでもギリギリになってしまった方向けです。出来るだけ早めから取り掛かりましょう。
①とにかく忙しい方
テキストを隙間時間に集中して見ましょう。最低でも1日20ページを目標にし、理解不十分なページには付箋を付けていきます。繰り返し見る場合は理解不十分なページだけ見て、理解ができたら付箋を外す。この繰り返しで知ってる内容を何度も見る時間を無くしましょう!
②1日勉強に集中できる日がありそうな方
テキストを隙間時間に眺め、1日勉強できる日に一気に詰め込みます。1日で網羅できる内容量なので、あまり焦らなくても良いかもしれません。
③2~3日まるまる開いている日がある方
試験日に近い日が空いていれば、その2~3日の勉強だけで十分合格が狙えます。不安な方は、苦手範囲に付箋を貼っておくなどして、直前にも見れるようにしましょう。
☆過去問について
過去問に関しては、手に入ればやることをおススメします。しかし、試験はテキストの内容から出題されるのでやらなくても問題ありません。本番記述ができなくても、落ち込まず、知っている部分を間違えないように心がけましょう!
ダイエット検定まとめ
いかがでしたか?
ダイエット検定は、テキストを用いて勉強すれば難易度は高くなく、誰でも合格が目指せる資格です。ダイエット検定1級ってなんだかプロっぽい響きで私は気に入っています。
そもそも1級を合格すると、プロフェッショナルアドバイザーなのでプロに間違いはないかもしれません。さらに、上位資格のダイエットインストラクターといった資格もあります。受講料が96,000円と結構高額な為、迷っていますが来年春から薬剤師の仕事をしながら取得しようと思います。
この記事が健康に前向きで、ダイエット検定を受けようか迷っている皆さんの参考になれば幸いです。