【昔ながらの解熱鎮痛剤】ケロリンの正体って何?頭痛・生理痛・歯痛に効く?
銭湯の黄色い桶でお馴染みのケロリン。
ドラッグストアにもどこか古そうなパッケージの商品を見たことがありませんか?
実はケロリンは大正時代から続いている富山めぐみ製薬の解熱鎮痛薬なんです。
今回はそんなケロリンの成分や種類、使い方などを分かりやすく解説します!
ケロリンとは?
ケロリンとは、アスピリン(アセチルサリチル酸)を主成分とした15歳以上から使用できる解熱鎮痛薬です。
ケロリン(散剤タイプ)/ ケロリンA錠(錠剤タイプ)は生薬のケイヒが配合されており、胃が荒れにくく、眠くなる成分は入っていないのが特徴。
頭痛・生理痛・歯痛などの痛みや発熱に効果があり、ケイヒ末独特のシナモンのにおいが特徴です。
急な頭痛や痛みにもすぐ服用できるので安心ですね♪
ケロリンの主成分と役割
ケロリンには粉末・錠剤・カプレットがあり、それぞれ配合されている成分が少し違います。
ケロリン(粉末タイプ)
- アセチルサリチル酸(アスピリン)
- ケイヒ末
- 無水カフェイン
アスピリンで痛みや熱を素早く抑える。
ケイヒ末はアスピリンによる胃の負担を軽減。
無水カフェインで痛みを抑える効果を高めて頭をスッキリさせます。
眠くなる成分は入っていない点は、使いやすくて良いものの、15歳未満は服用できません。
また空腹の状態で服用すると胃が痛くなることもあるので、なるべく空腹時は避け、多めの水で服用するようにしましょう。
ケロリン錠S(錠剤タイプ)
粉薬を飲むのが苦手な人におすすめの小さな錠剤タイプです。
- アセチルサリチル酸(アスピリン)
- ケイヒ末
- 無水カフェイン
- 乾燥水酸化アルミニウムゲル
乾燥水酸化アルミニウムゲルがプラスされたことで胃の粘膜を保護し、胃の負担をより軽減してくれます。
こちらは胃が荒れやすい人におすすめです♪
やはりこちらも、15歳未満は使用できないので注意してください。
ケロリンIBカプレット(錠剤)
こちらはイブプロフェンという解熱鎮痛成分の薬です。
- イブプロフェン
- アリルイソプロピルアセチル尿素
- 無水カフェイン
イブプロフェンは痛みや熱に効果的で、アスピリンより胃が荒れにくいのが特徴。
またアリルイソプロピルアセチル尿素は、鎮静作用で痛みに伴うイライラや不安を和らげます。
しかし、アリルイソプロピルアセチル尿素はは眠くなるので、車の運転や機械の操作などは避けてください。
イブプロフェンもアスピリン同様に15歳未満は服用できません。
ケロリンの正しい飲み方
飲むタイミングは空腹時を避ける
アスピリンは胃を刺激しやすいため、なるべく食後30分以内に服用してください。
突発的な痛みの場合はコップ1杯の多めの水かぬるま湯で飲むか、軽食を摂ってから飲むと胃への負担が軽減されます。
服用間隔は6時間以上あける
1日2回を限度とし、次に飲むまでは必ず6時間以上の間隔をあけてください。
ケロリンIBカプレットに関しては1日3回の服用が可能です。
粉薬の飲み方のコツ
粉薬は、先に水を口に少し含んでから、薬を舌の奥の方に落とし、水で一気に流し込みます。
そうすることで、独特な苦味や生薬の香りをあまり感じずにサラッと飲めます。
ケロリンの注意点
15歳未満の小児は服用しない(厳禁)
アスピリンなどのサリチル酸系は、15歳未満の子どもが服用するとライ症候群という稀な脳症を引き起こすリスクがあります。
15歳未満の方は、アセトアミノフェン製剤を選択しましょう。
出産予定日12週以内の妊婦さんはNG
妊娠後期の服用は赤ちゃんの血管への影響や、お産の時の出血リスクを高める可能性があるため服用しないでください。
アスピリン喘息の既往がある人
過去に解熱鎮痛薬や風邪薬で喘息発作を起こしたことがある人は再発する恐れがあります。
ケロリンの服用は避け、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
他の風邪薬や痛み止めと同時に飲まない
他の解熱鎮痛薬や総合風邪薬を一緒に飲むと、成分が重複して副作用が出やすくなります。
総合的な風邪薬には、解熱鎮痛成分が入っていることが多いです。どうしてもケロリンを服用したい場合には、総合風邪薬⇒咳止め単剤などに変えてみると良いです。
薬剤師又は、登録販売者に相談するのが安心です!
ケロリンはこんな人におすすめ
ケロリンは、すぐに痛みを止めたい!即効性を求める!という方におすすめです。
ケロリンに含まれるアスピリンは体内への吸収が早く、痛みの原因を素早くブロックするので仕事中や集中したいときなどの緊急時に向いています。
また、粉薬タイプの鎮痛剤は少ないので、錠剤を飲むのが苦手な方の選択肢にもなります。
まとめ
ケロリンはアスピリンと生薬が配合された15歳以上から服用できる解熱鎮痛剤です。
シナモンのような香りがするケイヒが含まれることで、胃が荒れにくい工夫がされているのも特徴です。
ケロリンに含まれるアスピリンは体内への吸収が早く、痛みの原因を素早くブロックするので急な頭痛や痛みに強い味方になるでしょう♪
解熱鎮痛剤では珍しい散剤のタイプもあるので、錠剤が苦手な方はケロリンを選ぶとよいかもしれません♪
カバンなどに入れておくといざというとき、心強い味方になってくれること間違いなしです(^^)/
ケロリンの正体について、疑問があった方の参考になれば幸いです。

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