骨密度の低下は、50歳以降や閉経後の女性、痩せ型・運動不足・栄養不足の人に多く見られます。自覚症状がないので、気づかないうちに進行していくのが特徴です。

骨密度の検査は、整形外科だけでなく内科や婦人科、超音波式の測定方法では自治体で測定を行っていることもあります

骨密度が低下すると、骨折のリスクや骨粗しょう症のリスクが高まるため、骨の健康を維持することが重要です。

骨の健康を維持するためには、骨の主成分であるカルシウムはもちろんのこと、ビタミンDを摂取することが推奨されています。

今回は、ビタミンDの働きや不足による影響、毎日の生活で無理なく取り入れる方法を薬剤師が解説します。

骨密度について

骨密度とは、骨に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルの総量から算出されます。

骨密度が高いほど骨は丈夫で、低いと骨折しやすくなります。

骨密度はどこで測る?

骨密度は、整形外科で測定ができますが、一部内科や婦人科などでも測定を行っている場合もあります。

また、骨密度の測定は必ずしも、医療機関の受診が必須という訳ではなく、自治体が健康推進のために検診を行っている例もあります

痛みなどの症状がなく、医療機関の受診に抵抗がある方は、まずは自治体の取り組みを調べてみると良いですね(^^)/

所沢市ホームページ 骨粗しょう症検診(令和8年度)

骨粗しょう症予防検診|板橋区公式ホームページ

骨密度が低いと言われたら?

骨密度が、年齢の平均値より外れて低いと言われ、受診勧奨をされたら、整形外科等の適切な医療機関の受診を検討しましょう。

平均値に近い場合でも、油断はできません。

カルシウムや、ビタミンDを積極的に摂ることで骨の健康を日ごろから意識していきましょう。

骨密度が低い場合に使われる医療用医薬品

骨密度が低く、病院を受診すると下記のような薬が使用されます。

  • カルシウム製剤
  • ビタミンD
  • ビタミンK
  • ホルモンの薬
  • 注射薬(病院行うことが多い)
  • ビスホスホネート製剤(週1回や月1回)

薬は骨折のリスクや年齢、腎機能、既往歴に応じて選択され、数値が良くなったら治療を終了するのではなく、長期的に管理をしていくことが重要です。

骨の健康を支えるビタミンDとは?

骨密度に関わらず、50歳以降や閉経後の女性、痩せ型・運動不足・栄養不足の人は骨の健康をより意識する必要があります。

日光を浴びることで合成されるビタミンを聞いたことがありませんか?

そんなビタミンが、骨の健康を支えるために欠かせないビタミンDです。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けるだけでなく、筋肉の機能維持にも関わり、日々私たちの丈夫な体づくりを支えています。

カルシウムの吸収を助け、丈夫な骨づくりを支える

ビタミンDは、小腸でカルシウム吸収を促進し、骨の形成や維持を支える栄養素です。

摂取したカルシウムを効率よく利用することで、丈夫な骨づくりを促し、骨密度の低下を防ぎます。

特に骨密度が低下しやすい高齢者は、わずかな衝撃でも骨折につながることがあります。

骨の健康を保つために、カルシウムとビタミンDをバランスよく摂取することが大切です。

骨だけでなく筋肉の機能維持にも関わる

ビタミンDは筋肉の収縮やバランス機能の維持にも関わっており、不足すると筋力が低下し、転倒しやすくなります。

筋肉の働きを保つことは、身体機能の維持や安定した歩行を行うために欠かせません。

筋肉が落ちてくることで、立ち上がりや歩行が不安定になる高齢者では、転倒をきっかけに骨折を招くことがあります。

骨折を防ぐためには、骨だけでなく筋肉の健康にも目を向けることが重要です。

ビタミンDを十分に摂るには?

ビタミンDを十分に摂取するには、食事や生活習慣を通じて継続的に取り入れることが大切です。

日々の食事内容や日光を浴びる習慣を見直すことで、骨の健康維持につながります。

ビタミンDを多く含む食品を毎日の食事に取り入れる

ビタミンDを十分に摂るには、日々の食事でビタミンDを多く含む食品を取り入れることが大切です。

  • 鮭/さんま/いわし
  • きのこ類

特に魚類はビタミンDを効率よく摂取できるため、主菜として積極的に取り入れるのがおすすめです。

また、継続して摂取することが、骨の健康維持につながります。

日光浴や生活習慣もビタミンDの維持に役立つ

ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚でも合成されるため、日常的に屋外で過ごす時間を作ることもビタミンDを効率よく作るポイントです。

紫外線対策も重要ですが、適度に日光を浴びることは、体内のビタミンDを維持するうえでは欠かせません。

季節や生活環境によって日照時間は異なるため、無理のない範囲で続けましょう。

ビタミンDを含むサプリメント

食事と日光浴を組み合わせるだけでなく、サプリメントなどを利用することでビタミンDを効率よく摂取することができます。

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DHCのビタミンDは、1日1粒でよく、リーズナブルで手軽に始められる為おススメです。

医療機関を受診しており、エルデカルシトール(エディロール)やアルファカルシトール(アルファロール)を服用中の方は成分が重複し、過剰症のリスクがあるので服用は避けましょう。

UHA味覚糖グミサプリ ビタミンD3

楽しみながら栄養補給をしたい方には、UHA味覚糖のグミサプリがおススメ。

美味しいからと言ってたくさん食べるのは避け、1日摂取量を適切に摂りましょう。

併せて摂りたいカルシウム

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するビタミンです。

そのため、骨の主成分となるカルシウムも日ごろから意識して摂取する必要があります。

  • 乳製品
  • 小魚・干物
  • 大豆製品
  • 海藻・ゴマ

これらの食品はカルシウムが豊富に含まれています。毎日の食事に積極的に取り入れるようにしましょう。

まとめ

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨と筋肉の健康を支える重要な栄養素です。

不足すると、骨密度が低下し、骨粗しょう症や骨折・転倒のリスクが高まる可能性があります。検診や検査で骨密度が低いと指摘された場合には、適切な医療機関を受診しましょう。

骨密度は自覚症状なく低下していきます。数値が正常であっても油断は禁物です。

カルシウムだけでなく、ビタミンDを多く含む食品を取り入れることに加え、適度な日光浴や生活習慣を意識することも大切です。

毎日の食事と生活習慣を見直し、不足を補うためにサプリメントなども活用することで、骨の健康維持に役立てましょう♪

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